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狛兎 兎の像

三室戸寺本堂前に狛牛と対面して狛兎が安置されています。

三室戸寺のある地域は、古来より、菟道(うじ)と称され、宇治の中心地でもありました。仁徳天皇の弟、菟道稚郎子は宇治天皇とも称され、一時皇位についた可能性もあります。この菟道稚郎子は応神天皇と宇治の豪族、和邇氏の娘との間に生まれた皇子で、宇治の本拠としていたので、こう呼称されていたのでありましょう。

菟道稚郎子が宇治に来た際、兎が道案内したとの伝承もあり、兎と縁があります。因みに、菟道稚郎子は日本書記に、菟道の山の上に葬られたとありますが、当山本堂の裏山の古墳が、稚郎子のものだといわれています。

また、当山所蔵の摩尼宝珠曼荼羅ないし文書に記されている生身不動明王は、月を人格化したものであり、足下に兎が表現されています。

狛兎は、御影石製で、高さ150cm、幅90cmの巨大なものです。兎は、幅60cmの大きな玉を抱いていますが、玉の中に卵型の石があり、それが立てば願いが通じると云われています。
Komausagi

生身不動明王と兎
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2010年2月 2日 (火) 01:00 午後 京都, 旅行・地域 |

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